Never forget spring

The Azusagawa river,on Matumoto city side
Apr.99
C-1400XL

「水切りしようか」
君は完璧なまでのサイドスローで、石を投げた。
「1.2.3.4」
君が選んだ小さな石は、小気味よく水面を跳ねていった。

(マイッタナ・・)
つぶやく僕に、足元の黄色い花が微笑んでいた。